どんこのブログ

おかあさんの覚え書き

急性虫垂炎

娘(中2)が急性虫垂炎になった時のこと。

 

・手術前日

夕食後、腹痛を訴えトイレに何度か行く。

この時は、軽い便秘かお腹を冷やしたか、などと思っていた。

食あたりにしては同じものを食べた家族は異常ないし、生ものも食べていない。

ウィルス性の胃腸炎なども疑ったが、学校では流行っていないらしい。

病院の診療時間外なので常温のポカリスエットで水分補給だけはしてもらい、様子を見る。

夜はベッドにいたが、ほとんど眠れなかったらしい。

 

・手術当日

午前4時頃、お腹が痛くて眠れないと居間でゴロゴロしていたが、吐き気を催すようになり、何度か嘔吐したらしい。

午前8時頃、痛みの位置が盲腸あたりに絞られてきて、歩くのがかなりしんどそうになる。

あれ、これ虫垂炎じゃない?と思い、症状を検索したら、腹痛のほかに下痢・嘔吐などとあったから焦り始める。

休日だったので、救急の電話相談で救急車を呼んでよいレベルなのかを確認し、そのままそちらから救急車を手配してもらった。

救急車が来て小児科の先生がいるところを探してもらうのだけれど、近所から順番に1件目はだめで、2件目は先生に診てもらえるのが何時間後になるかわからないところで、3件目で即受け入れOKが出たのでそこにしてもらった。

これって、一度こちらから断ったところにはもう電話できないらしく、2件目はちょっと迷った。即答するには責任重大すぎる。

病院決まるまでに数十分、移動に数十分。

ちょっと気分的には長い気がしたが、目的の先生がいないところに駆け込んで、待たされて、また探して……、を繰り返すよりは良かったと思う。

あと、経験も知識も豊富な方々が同行していてくれているという安心感もあった。

病院に着いてからは、まず小児内科の先生が診察とエコーで盲腸の診断をしてくれて、小児外科の先生が到着するまでに手術で必要な検査や手配等を済ませてくれた。

一応、薬で治療する方法もきかせてもらったが、再発率的にもタイミング的にも先生のおすすめ的にも、手術をお願いした。

待ち時間、夜眠れていなかった娘は点滴しながらウトウトスヤスヤ。

熱が少し出ていた。

午後1時半、手術開始。

午後4時頃、手術が終わり、立派な虫垂を写真に収め、入院病棟に移動。

長い一日でしたー。 

 

・急性虫垂炎について(病院で受けた説明)

虫垂は大腸の始まりの部分から突出し盲端となる腸管の一部で、通常右下腹部にある。急性虫垂炎は虫垂の内部で細菌が繁殖し、炎症が生じた病態。炎症の原因は様々。

小児虫垂炎は大人と比べて訴えが不確実で診断が遅れがち。また、虫垂の壁が薄いため穿孔(破裂)しやすく、容易に腹膜炎を併発する。

症状は腹痛、発熱、食欲低下、嘔吐、下痢などがみられる。

診断は病歴、触診、血液検査、腹部X線検査、超音波検査、必要に応じてCT検査する。

 

虫垂炎の症状について

正直、こんなの聞いてないよー!

私の母が、盲腸のとこがシクシク痛かったのよ、って言ってたのを聞いたことがあるだけで、こんな感じだとは思わなかったなぁ。

お医者さんには、腫れ具合などをみた感じ丁度良いタイミングで来ましたね、と言ってもらえたけれど、わたしとしては、もっと痛い辛い思いさせなくて済んだのではないかと反省してしまう点もあるのだ。

お腹が痛くなってから手術終わるまで、20時間は経ってる。

もうちょっとはやく気付いてあげられていれば……、って思った。

他の病気もきっとそうだけど、人によって痛くなり方や症状がいろいろあるのでしょうね。

 

・手術の合併症とか

いくつかあるうちの、へぇー、と思ったもの。

腹腔鏡下手術の時にお腹を二酸化炭素ガスで膨らませるため横隔膜が刺激されて、しばらく肩こりの症状が出るそうな。

ただの肩こりかと思ったら、肝臓や心臓が悪かったなんてことがあるのと一緒で、痛みの場所を脳が勘違いするらしい。

 

・病院の評価

グーグルマップについた評価はあまり良くなかったので、少し心配でした。

でも、担当してくれた小児内科と小児外科の先生、看護師さんたち、事務処理をしてくれた方々など多くの病院関係者と、入院・通院中に会話したが、みなさんとても迅速・丁寧で不愉快な思いは一つもなく、むしろ満足感すらあった。

大きな病院だから科によって違うのでしょうかね?

 

・急なけがや病気で救急車を呼ぶかどうか迷った際の電話相談窓口が便利

「#7119」(小児科は 「#8000」)が24時間年中無休(地域差あり)でかけられる。救急車を呼んだほうがよいか、そこまでではないのか、ある程度電話で診断してもらえる。

 

・初めての救急車

まるでモーセの海みたいでしたよ。

医療従事者の方々、救急隊員の方々、よけて道を譲ってくださった方々に感謝。