どんこのブログ

おかあさんの覚え書き

靱帯断裂

足関節靱帯再建術してもらった話を書きなぐる。

 

一番初めに大切なことを書いておく。

怪我に対応している保険に入っている人、怪我をしたらすぐに診察を受けてー!

半年後に診察受けたせいで、病気扱いにされた人がここにいますよー!保険会社によっては通院も使えないときがありますよー!損しましたよー!

それから、一度伸びた靱帯は元に戻りません。捻挫を繰り返すのは靱帯が伸び(切れ)ちゃってるから。治った気がするのは、まわりの筋肉で補強されているから。繰り返す人は激しい運動や長時間の運動をする時にテーピング(伸び縮みするやつ)したりサポーターをつけたりしてあげて。そして、変な癖(足首内転させてみたりとか、内股とか、ガニ股とか)がある人はなおす。つま先と踵を意識して正しい歩き方をする。これは足だけじゃなくて、身体全体の歪みをなおすのにも有効。

ちなみに若者は靱帯が切れるより、剥離骨折になることが多いそうな。その時にあまり腫れない時があるみたいだよ。腫れないからって油断禁物です。

 

足首の捻挫って今まで何度もしてるから、今回も捻挫だと思っていたんですよ。ただ、いつもと違ったところがいくつかあって、おかしいなとは思っていた。

・違ったところ「いつも」→「今回」

  捻る → 段差から落ちて捻る

  腫れる → 全く腫れない

  しばらくするとそこそこ良くなる → いつまでもぐらつく

痛みはかなりあった。今までで1、2を争う痛さ。転んでしばらく道端にうずくまれるくらいの痛さ。今、ぼきっていったよね……、みたいな痛さ。でも、いままでに経験した程度の痛さ。でも全然腫れない。

次の日、朝一で仕事があったので、夜お風呂に入ってから、夫にガッチガチのテーピングをしておいてもらう。腫れや熱もないので軽く冷やしただけで、鎮痛作用のあるクリームを塗っておく。1週間ぐらいはあまり歩かないようにした。

 

飛んで半年後、娘が捻挫をしたので整形外科へ。ついでにグラグラの私の足首も診てもらう。二人ともレントゲンをとり、私だけ健康な足とやっちゃったほうの足をグニグニ曲げて(ストレステストとか靱帯ストレスチェックとかいう)比較。娘曰く、「ママの足首片方だけどこまでも曲がるー」と。そこで、靱帯が完全に切れている可能性を指摘され、専門の先生(論文とかが海外でも教科書に使われたとか)を紹介される。ちなみに娘はかなり軽傷で良かった。それから「靱帯って完全に切れてても普通に歩けるんだ」って知って、一つ賢くなりましたネ。

 

10枚ぐらい(何枚か失敗された)レントゲン撮ったら直後に低血圧になった。そんなことってあるのかな……?待合室で座ってたら、動けない上に吐き気がすごくて、隣の人に誰か呼んでくださいって頼んじゃったよ。ご飯も水分もちゃんと摂っていたのに。すぐに治ったけど。

 

数か月後、足関節鏡視下靱帯再建術をしてもらう。

病名:左側陳旧性前距腓靱帯(ATFL)断裂、左側陳旧性踵腓靱帯(CFL)断裂、陳旧性三角靱帯(ATTL)断裂(陳旧性:古いもの、最初のけがから3~6ヶ月以上経過したもの)

 

手術名:関節鏡視下足関節靱帯再建術(保険上は靱帯断裂形成術)ATTL、ATFL、CFLを再建。外側距踵靱帯(LTCL)は必要に応じて再建。必要に応じて自家骨移植術を追加。

 

手術法:同じ側の足のハムストリングから半腱様筋腱(細くて短い場合は薄筋腱も)を採取し、適切に折りたたんで再建靱帯とする。固定は骨に吸収されるネジを使う。関節の中が汚かったら(関節内遊離体)ついでに綺麗にしとくね、って言ってた。

そういえば、初めて意識がちゃんとしている時に全身麻酔された。全然にゃにゃつまで数えられなかった。導入はやい。

 

手術後の予定:足首の固定は3か月ほどブーツ型装具(VACOped)を使用。松葉杖が使えるようになったら退院。担当の理学療法士さん(23歳)がおばちゃんたちに「イケメン先生」って呼ばれてた。整った爽やかな感じで、キラキラアイドルっぽかった。マスクしててくれて助かった。眩しすぎるぜ。数日お風呂に入ってない足マッサージとかさせて、本当に申し訳ない。いや、これはイケメンとか全然関係ないんですけど。

 

VACOped生活にはサイドスナップボタンパンツがおすすめ。ただ、ボタンが外れるとかなり無防備。セクハラされる側になるか、する側になるかは個人差あり。

 

とりあえず、とても苦手な入院生活(今まで4回入院したけど、特にベッドがダメで身体痛くて眠れない)に備え、薄手の毛布を二枚持ち込み。畳んで背中に敷いたらよく眠れた。マットレス持ち込みよりお手軽簡単で、病院にも迷惑かけにくい。

入院生活には、サボリーノの朝用マスクを持っていくと良いと思います。血管確保程度ならまぁまぁ、看護師さんがタイミングとか防水とか、どれくらい気を利かせてくれるかにもよるけど、いろいろできる。でも、点滴つながってるときはほんと邪魔だし逆流するし、顔洗うのが大変。こんな洗顔機能の入ってるマスクとかいつ誰が使うんじゃと思いながら品出ししていたけど、血管確保されてる私かーと思いました。

 

QOLについて。私は手の小指の根元の靱帯も切れてて、同じ先生に診てもらっていたんだけど、こちらは特に手術を勧められなかった。多分剣道やってる人とかピアニストとかは放置したらダメなんでしょうね。ただのニートなんで。でも、足首の靱帯はさすがに足や身体のほかの部分に負担がかかるらしく、結局年取ってから股関節の手術などを受ける人が多いそう。だから即専門医を紹介してくれたみたいです。

ちなみにもう片方の足首もわりとグラグラなので手術したかったらするよ、買ったVACOpedまた使えるし、って専門医のほうが言ってた。そんなご一緒にポテトもみたいに言うな。

 

現在手術から1年半過ぎ、日常生活では足首はほぼ左右同じように機能している。少しだけかたいかな。という程度。ポイントはできる。甲出しはちょっと不満だけど不安定ではない。フレックスすると2センチぐらい向こうに取り残されている。ハムストリングスのほうの後遺症は術後から全くなし。満足満足。

強いて文句を言うとしたら、ハムストリングスの腱とった傷が、湿潤シートかけるまえに乾いてしまったせいで、傷が目立つ。そこはケチらないでほしかったよ。乾燥させるの向いてないんだよね。かゆくなるし。

あと、病院食が……。制限食でも病気でもないのに美味しくいただけないなんて都市伝説だと思っていたよ。美味しい美味しくないというか、よくわからんものが出てきた感があった。どうしてそうなった。

 

手術にはリスクがありますし、後遺症などは個人差があります。参考までに。